日本YA作家クラブ
 1月26日、「日本YA作家クラブ」(任意団体)が発足しました。

 YA(=ヤングアダルト)文学とは、中学生や高校生、大学生、いわゆるティーン年代の「若い大人」に向けられた文芸作品全般をさすものです。ティーン世代は、児童文学は「子どもっぽい」として手に取らず、一般文芸書は「難しい」という微妙な時期にあり、または読書能力に大きな幅があるので、一概に中・高校生と括れない世代です。私は、そういった世代の心情を表現する筆力と、飽きさせない作品構成力が必要と思っていますので、YAに取り組んでいる作家には実力者が多いと思っています。

 会は、石崎洋司、金原瑞人、梨屋アリエ、令丈ヒロ子の4氏が代表世話人を務め発足。会の発足趣旨やYAの現状については、同会のホームページに詳しく書かれています。

 当面の主な活動は、Web上での情報発信が中心のようです。会員名簿や会員の著作リストを公開していますが、これがそのままYAのデータベースになっているのが面白いです。

 最近の読書運動の高まりも踏まえており、問題意識の高さはうかがえます。YAの普及活動は出版社側からのアプローチがほとんどだったので、販促の一環とみられることあり、ジャンルとしての確立が遅れていましたが、この会の発足と著者側からの情報発信で、YA文学への認知が促進されることを望みます。

日本YA作家クラブのホームページはこちら

スレッドテーマ [ 小説・文学 … 児童文学・童話・絵本 ]
01/28 18:52 | 読書一般 | CM:0 | TB:0
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