今回は、内容も重量も値段も“重い”2冊を手に取ってみました。 なんせ歴史であり、50年史です。読みごたえがあるし、すべて読み切るのに骨が折れます(…当り前か)。 まずは「年表」、読むというよりは眺めるといった感じで、「学校図書館一般」「学校図書館研究」「図書館・出版」「社会一般」を1年見開きで収めてしまう見やすい、ですがかなり力技な編集でしょう。年によっては、1年で収まるはずはなく、特に終戦直後から1953年の学校図書館法制定までや、1997年の学校図書館法改正前後あたりは2ページになったりするので、時代のダイナミズムを感じることはできます。全国学校図書館協議会(全国SLA)の活動が中心なので、歴史的事象の客観的な評価が完全ではないということと、全国SLAの「50年史」という性格は片隅にとどめて置く必要があるかと思います。 「五〇年史」は戦後学校図書館50年の歩みを、全国的通史・事項史・各県史、資料の4部で構成。B5サイズの500ページ以上の分量なので、かなり読み応えがあります。 通史や事項史はマクロな視点で学校図書館のこれまでの方向性をながめることができますし、各県史は組織史的な色合いが強いものの、学校図書館に関して全国の人々がどう取り組んできたのかを読むことができます。資料は「年表」と重複しないものが収録されています。 「歴史は繰り返す」という言葉を知っているならば、過去を知り、今後に生かす参考書として、よくまとめられていると思います。 * コメント *
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